1分でわかる「ロボットアニメ」
ロボットアニメの歴史

ASTRO BOY 鉄腕アトム
(引用元: Amazon)
テレビが普及し始めた戦後の日本。「手塚治虫」の『鉄腕アトム』や、「横山光輝」の『鉄人28号』がお茶の間の人気を獲得したことで、子供を中心にロボットアニメが本格的に認知されはじめます。近年では王道の作品のみならず、ファンタジー要素の強い異世界転生もの『ナイツ&マジック』(2017年)のような異色のロボアニメも誕生しています。
ロボットアニメの名作たち

機動戦士ガンダム(アニメ)
(引用元: Amazon)
人気ロボットアニメ『機動戦士ガンダム』(1979年)。ロボット同士のバトルもさることながら、戦争というテーマに深く切り込んだストーリーにも定評があるロボットアニメです。さらに90年代に入って『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)が放送。数々の名シーンを生み出し、社会現象にまで発展した人気ぶりでした。『交響詩篇エウレカセブン』(2005年)は20世紀を代表する名作ロボットアニメの1つです。
とにかく熱い!ロボットアニメのOP

マジンガーZ(アニメ)
(引用元: Amazon)
ロボットアニメの放送前に、ボルテージを最大限に高めてくれるOPソング。『マジンガーZ』(1972年)のOPで、アニソン界の帝王「水木一郎」が歌う熱いアニメソング『マジンガーZ』もその1つ。ほかにも、『ゲッターロボ』(1974年)の『ゲッターロボ!』や、『機動武闘伝Gガンダム』(1994年)の『FLYING IN THE SKY』、などもロボットアニメの熱いOPソングです。
関連するおすすめのランキング
宇宙・SFアニメランキングにも注目!
ロボット好き必見のランキングはこちら!
今期新作アニメはこちら!
来期注目アニメはこちら!





















































































ロボットアニメの枠を超えた人間ドラマ
宇宙世紀0079年を舞台にした『機動戦士ガンダム』。サイド7に住むメカ好きの少年アムロ・レイの日常は、ジオン公国軍の襲撃によって終わりを告げます。彼は偶然、連邦軍の新型モビルスーツ「ガンダム」に乗り込んだことから、その運命は激変。民間人でありながら、否応なく戦争の最前線へと身を投じることになるのです。
本作の真骨頂は、一人の少年が過酷な戦争の中で兵士へと変貌していく、痛々しいまでの成長ドラマにあります。当初アムロは、上官のブライト・ノアに反発し、「親父にもぶたれたことないのに!」と叫ぶなど、精神的な未熟さを露呈します。しかし、宿命のライバル「赤い彗星」のシャア・アズナブルとの死闘や、戦場で人の意思を感知する「ニュータイプ」へと覚醒していく過程で、彼は兵士として、そして一人の人間として成長を遂げるのです。また、モビルスーツは無敵のヒーローではなく、エネルギー切れや弾薬の枯渇といった現実に直面する「兵器」として描かれ、戦争のリアルを突きつけます。
放送から40年以上が経過し、作画や演出に時代を感じる部分はあるかもしれません。しかし、戦争がもたらす悲劇、その中で生まれる人間ドラマ、そしてアムロとシャアの宿命的な対立といった普遍的なテーマは、今なお色褪せることなく、観る者に「戦争とは何か」を問いかけます。
▼こんな人におすすめ
・戦争のリアリティを描いた、本格SFロボットアニメが見たい人
・戦場の過酷さの中で成長する、少年兵のヒューマンドラマが見たい人
運営からのコメント