新世紀エヴァンゲリオン（アニメ）に関するランキングと感想・評価

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最高評価

89.4点

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新世紀エヴァンゲリオン（アニメ）の詳細情報

話数	全26話
制作会社	GAINAX、タツノコプロ
監督	庵野秀明
メインキャスト	緒方恵美（碇シンジ）、三石琴乃（葛城ミサト）、林原めぐみ（綾波レイ）、宮村優子（惣流・アスカ・ラングレー）、石田彰（渚カヲル）、山口由里子（赤木リツコ）、立木文彦（碇ゲンドウ）、清川元夢（冬月コウゾウ）、山寺宏一（加持リョウジ）、関智一（鈴原トウジ）、岩永哲哉（相田ケンスケ）、岩男潤子（洞木ヒカリ）、結城比呂（日向マコト）、長沢美樹（伊吹マヤ）、子安武人（青葉シゲル）ほか
公式サイト	https://www.evangelion.co.jp/
動画配信サービス	U-NEXT：配信中 Amazon Prime Video：配信中 Netflix：配信中 Hulu：なし dアニメ：なし
放送時期	1995年
参考価格	3,392円(税込)

『新世紀エヴァンゲリオン』（しんせいきエヴァンゲリオン、Neon Genesis EVANGELION）は、ガイナックス制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品。略称は「エヴァンゲリオン」「エヴァ」「EVA」。2007年からは一部後述のリメイク作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズも制作されている。本作は新劇場版と比較して「旧世紀版」などと呼称される。 (引用元: Wikipedia)

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劇スといいエヴァといい、アニメの世界から現実へ温かく送り返そうとしてくれる作品は本当に面白い。
思い返せば「“使徒”とは何なのか」というところから全ては始まっていたのだ。敵と言うが果たして敵だったのか？だとか、変なフォルムのやつがなんかしてるからやっつけなきゃ！だとか何だとか。
私たちが普段見ている世界も、認識も、それらに対してそれぞれ一つずつのイメージを抱かせるが、果たして一つなのか？と。生まれや環境、周囲の人間との関わりからそう思わせるだけで別の解釈や可能性もあるのではないか？と。
90年代頃に思春期を過ごし、そこから2010年頃までに新卒で就職活動を行った世代…一般には「就職氷河期世代」と言われる者たちは上の世代の者たちの失敗、バブル崩壊などの影響を全て受けた世代。物理・精神共に貧しさが襲う彼らには、もうほとんど“選択肢”がなかったのだと思う。“可能性”を失いつつあったのだと思う。
時代の裂け目とも言える1995年。エヴァンゲリオンは現れた。そして物凄く遠回りに伝えた。
「可能性は無限だ」と。
そもそも我々はなぜ現実というものを悲観的に捉えてきたのだろう。観終えると今までの自分の考え方が馬鹿馬鹿しく感じてくる。作中で幾度も無理だと思われた作戦が、“人の手によって”奇跡を起こし、成功してきたこと。残酷な展開の数々に絶望していた視聴者を幾度も救ってきたこと。忘れるわけがない。最終回では特に強調して表現されていたが、26話かけてずっと言われていたことだった。
もちろん、個々のオリジナリティや考え、価値や価値観を完全に否定するわけではない。でもそれだけじゃないでしょう？と気付きを与えてくれた。彼らと同じ14歳の頃から今日まで5年心に絡まっていた厄介な糸が少し解けたようで観終えた後とても気持ちが良かった。
ありがとう。

アニメ好きなスライムアイコンの人

Kekeさん(男性・10代以下)

3位(95点)の評価

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