リング(1998年)の詳細情報
あらすじ・スト-リー | 見た者が1週間後に死亡するという噂の「呪いのビデオ」。テレビ局で働いてるディレクター・浅川玲子はその噂を追う番組を担当していた。ある日、伊豆のペンションで呪いのビデオを見たと話す玲子の姪・智子が不審死を遂げる。そんな折、玲子は取材の途中で伊豆のペンションで呪いのビデオを見た男女が死んでいるということを耳にした。智子の死の手がかりをつかむため、その貸別荘を訪れた玲子。そこで貸し出されていた不審なビデオを見てしまい……。 |
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制作年 | 1998年 |
上映時間 | 95分 |
原作 | 鈴木孝司『リング』 |
監督 | 中田秀夫 |
脚本 | 高橋洋 |
メインキャスト | 松嶋菜々子(浅川玲子)、真田広之(高山竜司)、中谷美紀(高野舞)、竹内結子(大石智子)、佐藤仁美(倉橋雅美)ほか |
音楽 | 川井憲次 |
主題歌・挿入歌 | feels like “HEAVEN” / HIIH |
公式サイト | - |
参考価格 | 100円(税込) |
リング(1998年)がランクインしているランキング
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怖さのツボを押してくる
笑いのツボと同様に、怖さにもツボがある。
リングはまさにそのツボを押してくる映画です。
「今、ここにこんなものが見えたらイヤだな」というようなものをずっと見せられているような感覚に陥ります。
上映当時に映画館で見たのですが、恐怖で自分の手を握りすぎ、自分の爪痕がクッキリ残っていたのを覚えています。
トラウマものの怖さでありながら、ストーリーはとても良くできていて面白い。
「見たら1週間後に死ぬビデオ」の呪いを主人公はどのようにして解くのか。
我が子を救うべく、謎を解き明かそうとする母親の必死さがひしひしと伝わってきます。
松嶋菜々子さんら役者さんの演技が真に迫っていて、映画のクオリティをさらにあげていました。
いつまでも色褪せない、素晴らしい作品。
世界にジャパニーズホラー旋風を巻き起こした名作
海外のホラー作品のように血がたくさん出たり、わかりやすく驚かせるという演出はあまりないのですが、日本のホラー特有のジメジメドロドロした怖さがたっぷり詰まった名作ホラー。特にテレビから貞子が飛び出てくるところは本当に怖かったですね。貞子役の女優さんはあのシーンの為にまつ毛を全部抜いたなんてエピソードを聞いたことがありますが、あのシーンの貞子の眼はトラウマ級の迫力がありました。そして最後に主人公の玲子が息子を助けるために自分の父親にビデオを見せに行くというあまりに救いのない恐ろしい終わり方もとてもよかったですね。
夏=ホラー=リング=怖い。貞子が怖い
夏といったらホラーですよね。
というわけで、個人的に“歴代最怖”の映画『リング』を2位に選出します。
ビクビクしながら劇場で見てたんです。一瞬「ビデオの呪いから解放された」みたいな安堵感が漂っていた最中、自宅にいる真田広之(役名は高山竜司)。急にテレビの電源が入ったと思ったら、画面には井戸。で、貞子がゆらゆらと向かってくる。いやはやテレビから出てくるなんて思わなかったら、本当に怖かった。
長々と説明してしまったけど、そのシーンが本気でマジで怖かったんです。『呪怨』とかも見たけど、未だに『リング』のその場面がぶっちぎりで怖いです。涼しいです。
上質なJホラー映画
呪いのビデオを見ると1週間後に死ぬを真に受けていた私は、リングがテレビ放映された当時、好奇心で見ようとする最愛の姉をどうにかして見せないように涙目で妨害したのが懐かしいですw。
やっと見る事ができたのは社会人になってからでした。松嶋菜々子の鬼気迫る演技もすばらしいですが、序盤で呪殺されてしまう当時デビューしたての初々しい竹内結子も注目してください。
ぼすたふさんの評価
呪いのビデオを観てしまった子供を貞子の呪いから恐怖を顧みず守ろうとする母親としての力強い演技
海外のホラー映画は嫌いなのですが、日本のホラー映画は怖いけど悲しくて切ない部分も垣間見える内容のもあるので観たりします。
リングも貞子の辛くて悲しい運命から呪いと言うものが生まれ、呪いの連鎖が始まると言う映画です。元夫で超能力者役の真田広之さんと共に呪いの根源を解明していくのですが、貞子がテレビから出てきて呪い殺されると言う場面で真田さんの鬼気迫る表情も流石だなと思いました。
もちろん松嶋さんの演技も可憐で力強く好きです。
チロルチョコha好きあささんさんの評価
今もなお薄れることのない恐怖
ホラー映画とはまさにこのこと
メジャー映画過ぎるが故に名前が上がらないことも多いけどやはりこの映画は素晴らし過ぎる
海外のホラー映画に特に多い恐怖を与えるためのパターンは人の意表を突いたものばかり鏡に映る女性が髪をとぐだけで
これほどまでに人に恐怖を与えて想像させてしまうのはリング以外には考えられないでしょう!
想像させる部分をこれほど巧みに演出に取り込み恐怖を増幅させたその手腕に脱帽です
映画マイスター
キャップさん (男性・30代)
1位(100点)の評価