【人気投票 1~603位】面白い邦画ランキング!みんながおすすめする日本映画の名作は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
心ときめく恋愛映画や背筋が凍るホラー、ハンカチ必須の感動映画やマンガや小説を原作とした実写映画など、いつの時代も多くの観客の心を動かす映画。今回は日本で作られた“邦画”にスポットを当て、「面白い邦画人気ランキング」をみんなの投票で決定します!アカデミー賞を受賞した有名作品から、知る人ぞ知る名作映画まで、すべての作品に投票OK!懐かしい映画や最新の話題作のなかで、あなたのおすすめする日本映画を教えてください!
最終更新日: 2024/11/20
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ランキング結果
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1位から見る122位ソナチネ(1993年)
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123位俺物語!!
引用元: Amazon
制作年 | 2015年 |
---|---|
上映時間 | 105分 |
監督 | 河合勇人 |
メインキャスト | 鈴木亮平(剛田猛男)、永野芽郁(大和凛子)、坂口健太郎(砂川誠)ほか |
主題歌・挿入歌 | No.1 / 槇原敬之 |
公式サイト | - |
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124位木更津キャッツアイ 日本シリーズ
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痛快などんでん返し
スリリングな展開に、最後は笑えるアドヴェンチャー・コメディです。タイトル通り誘拐を扱ったドラマです。
チンピラ4人が、まともな人生をおくるための資金を作ろうと誘拐を企てます。ターゲットは山林王の老婆。
とりあえず誘拐には成功したものの、誘拐された側が自分の身代金を『100億円で』と値上げしたところから、いつもまにやら事件の主導権は82歳のおばあさんに握られていきます。
誰も傷つかず、しかも最後は老婆の壮大な企みが実現するという、なんとも痛快なドラマです。おばあさん役の北林谷栄がすごくいい味。軽快なコメディがうまい岡本喜八監督が、その力量を遺憾なく発揮した作品です。
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128位20世紀少年<第2章> 最後の希望
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敬虔から程遠く、最も敬虔に近い
園子温が描く、全編修羅場なこの長い長い映画は、
盗撮女装男と強い女の不甲斐無い愛を描きながら、愛を信じるため、神を信じるために敬虔であり続けようとする作品だ。
パンチラ盗撮に命をかける男という下品なキャラクターが画面の中で観る者を飽きさせまいと縦横無尽に駆け回る姿に、圧倒され不覚にもラストで涙が溢れる。
こんな日本映画後にも先にもない!
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身体を売る女達の悲恋と運命の分かれ道
五社英雄監督が描く吉原遊郭を舞台にした花魁達の運命と愛の行方をドラマチックに綴る時代劇映画。
19歳で吉原に身売りされた少女が、先輩花魁に手ほどきを受けながら、、一人前の花魁になっていく姿を描いていきます。
名取裕子、かたせ梨乃、西川峰子、藤真利子をはじめとした女優陣が体当たりで役を演じきり、美しくもはかない花魁達の生き様を見せつけてくれます。
彼女達を取り巻く男達には、根津甚八、小林稔侍、益岡徹、竹中直人、緒形拳など日本映画界を代表する豪華な顔ぶれが。
いつ見てもダイナミックな展開と華やかなセットと衣装、強烈な演技に圧倒され、新鮮な感動を得られる時代劇は一度、体験して欲しいのです。
137位アウトレイジ ビヨンド
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139位その男、凶暴につき
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映画監督・北野武が到達した究極の映画
今では、『アウトレイジ』シリーズや『座頭市』などのエンターテインメントの印象が強い北野武監督ですが、デビュー作の『その男、凶暴につき』こそヒットしたものの、以降は作家性が強まり、興行成績は下降線をたどります。しかし、その時期は、本当に自分が撮りたい映画を、誰にも媚びずに作る先鋭的な時代でもありました。そのなかでも監督4作目の『ソナチネ』は北野映画の極北ともいうべき傑作です。
暴力団幹部の村川(ビートたけし)たちは組長から指示を受け、沖縄の抗争に助っ人として向かいます。しかし、彼らが東京からやって来たことで抗争は激化してしまいます。村川たちは人気のない海辺の民家に隠れることになり、時間を持て余しながら事態の沈静化を待つことに。
ヤクザ映画を観たことがあれば、こうした物語では派手な抗争が見せ場になることが多いことは想像がつくと思いますが、北野監督はヤクザたちが暇を持て余し、ひたすら暇つぶしをする時間を中心に描いています。
そんな何もない時間が面白くなるのだろうかと思うかもしれませんが、中年の男たちが紙相撲をしたり、花火をして、子どもに返ったかのように無邪気に過ごす姿が、どういうわけか異様に魅力があるのです。沖縄の抜けるような青空と、澄んだ海、砂浜を前にすると時間の感覚が観ている者も薄れていきます。気づいてみれば、この時間がいつまでも続いて欲しいと思えてくるから不思議です。
しかし、この永遠に続くような退屈な時間が終わるときは、再び抗争に巻き込まれるときです。死がひたひたと間近に迫ってくることを感じる彼らは、舞台となる海辺にひと気がないこともあって、生者なのか死者なのか確信が持てなくなっていくほどです。
北野映画では、沖縄は特別な空間です。監督第2作『3-4x10月』でも、沖縄パートは異様に面白くなっていましたが、沖縄の時間の流れ、空気感が北野映画とマッチするのです。
しかし、こうした作り方が災いして、製作費5億円に対し、配給収入は6千万円に終わったと言われており、興行は惨敗に終わりました。北野監督は次回作の『みんな〜やってるか!』という大暴発のお笑い映画を経て、『キッズ・リターン』『HANA-BI』という一般の観客にも受け入れられやすい普遍的な要素を持つ映画へと路線変更し、その質の高さがヒットにつながるようになり、やがて『座頭市』や『アウトレイジ』シリーズのような大衆的な作品も手掛けてヒット作を生むようになっていきます。
おそらく、『ソナチネ』のようなお金をかけた〈プライヴェート・フィルム〉を作ることは、今後も不可能でしょう。北野映画が到達した唯一無二の作品といえるのではないでしょうか。[続きを読む]
映画評論家
吉田 伊知郎さん
3位(75点)の評価