1分でわかる「熱燗」
お酒の本領を発揮させる飲み方・熱燗とは
温度によって風味が変わるのが日本酒の魅力。あたたかい状態で飲む“燗酒”も人気の飲み方です。燗酒には温度別に呼び名があり、よく耳にする「熱燗」とは燗酒の一種。5度刻みで「人肌燗」や「ぬる燗」と呼称が変わり、熱燗は50度程度の日本酒を指しています。ですが、温度ごとに呼び方を使い分けるよりも、温めたお酒を総じて熱燗と呼ぶ人のほうが多数です。そんな燗酒や熱燗の魅力は、お酒本来の味わいを感じられること。湯気とともに香りが広がり、お酒のもつ深いコクを堪能することができます。ちなみに、専用の道具や電子レンジではなくお湯を入れて温度を上げたものは「お湯割り」に分類されます。
熱燗に合う日本酒選びのポイント
酒は温めることで香りが飛ぶため、香り高い大吟醸は熱燗に不向きとされています。一方で、純米酒や本醸造酒のようなしっかりとした味わいの日本酒は、温めても旨味が失われにくく米の風味をより強く感じられるのでおすすめです。たとえば、やわらかさが出る熱燗でも淡麗辛口の味わいが楽しめる「清酒 八海山」(八海醸造)や、アルコールの香りが穏やかで飲みやすい「純米酒 杉玉」(桃川)、まろやかな味わいと濃い香りが特徴の「飛良泉 山廃純米酒」(飛良泉本舗)などの銘柄が一例として挙げられます。
My Best 日本酒!
私にとって一番大好きな日本酒です。
風味やのどごしも好みなのですが、なにより熱燗にした時に感じる昔ながらの日本酒っぽさが最高です。
このお酒を自宅で熱燗にするため、熱燗製造機を通販で取り寄せるほど好きで、今までどれくらい飲んだのかわからない程大好きです。
ぴろさん
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